用 語 |
読み方 |
意 味 |
囀り |
さえずり |
主に繁殖期に,雄が雌に求愛するときやなわばりの宣言をするときの鳴き声。 |
砂嚢 |
さのう |
鳥類の胃。すなぎも。 |
subterminal band |
サブターミナルバンド |
羽毛の縁近くにある,濃い線でできた帯状の模様。コオバシギ・オジロトウネン・モズの幼羽などにある。 |
sanctuary |
サンクチュアリ |
野生生物を守る目的で保護された土地。日本では、1981年5月、日本野鳥の会が寄付金を募り、北海道苫小牧市郊外のウトナイ湖に建設したのが始まりと言われる。現在、全国に12ヶ所のサンクチュアリがある。 |
産座 |
さんざ |
鳥の巣の中央で、卵を産むところ。クッションに羽毛などが敷いてある場合が多い。 |
シギチ |
しぎち |
シギ・チドリ類の略称。 |
地鳴き |
じなき |
さえずり以外の鳴き声。さえずりよりも単純な声が多い。鳥の仲間どうしの合図の声。短調で低い声で鳴くことが多い。 |
種 |
しゅ |
分類単位の1つ。生物の分類の基準となる最も重要なカテゴリー。 |
集団塒 |
しゅうだんねぐら |
数十羽から数千羽もの大群で塒をとることをいう。 |
集団繁殖(地) |
しゅうだんはんしょく(ち) |
→コロニー |
終認 |
しゅうにん |
渡り鳥や漂鳥などが渡り去った日。しっかりと記録をつけていないとわからない。 |
縦斑(縦線) |
じゅうはん(じゅうせん) |
羽軸に対して平行な斑や線。鳥が水平に静止している場合,腹や脇の縦斑は水平に走ることになる(横斑に見える)ので注意が必要。 |
狩猟鳥 |
しゅりょうちょう |
鳥獣保護、狩猟に関する法律で猟期に捕獲してよいと定められている鳥。狩猟免許が必要。 |
渉禽類 |
しょうきんるい |
水辺を歩いて食物を得る鳥の総称。 |
上面 |
じょうめん |
頭上・後頸・体上面・翼上面・尾の上面を合わせた部分。 |
初囀 |
しょてん |
初鳴きのこと。 |
初認 |
しょにん |
その年、初めて確認された日のこと。 |
初列風切 |
しょれつかざきり |
翼の先端部分にある羽のこと。 |
水面採餌ガモ |
すいめんさいじがも |
主に水に浮いた食物を食べるカモの仲間。 |
水浴 |
すいよく |
水溜りや浅瀬などで水を浴びること。羽毛に付着したゴミやダニを除去する目的で行われる。 |
砂浴び |
すなあび |
乾燥した砂を浴びること。水浴び同様、ダニなどを除去する目的で行われる。 |
すみわけ |
すみわけ |
同じ環境でも、種類により利用空間を分けて生活していること。 |
刷り込み |
すりこみ |
孵化して間もなく、目の前を動く物体を親として覚え、以後それに追従する現象。インプリンティング。 |
生殖羽 |
せいしょくう |
成長による羽衣の変化が起きない年齢に達した鳥。または繁殖に大きく関与する羽毛。
スズメ目の大部分の種では,第2回冬羽が成鳥冬羽,第2回夏羽が成鳥夏羽である。アホウドリ類・大形のタカ類・大形のカモメ類などでは,成鳥羽に達するのに数年を要する種もある。成鳥羽と性的な成熟とは関係がなく,成鳥羽に達する前に繁殖を開始する種もある。 |
絶滅危惧種 |
ぜつめつきぐしゅ |
絶滅の危機に瀕している種。 |
census |
センサス |
人口調査。鳥の場合も同様にいう。 |
潜水採餌ガモ |
せんすいさいじがも |
主に潜水して食物を食べるカモの仲間。 |
全長 |
ぜんちょう |
鳥を上向きに寝かせて嘴を水平に置いたときの,嘴の先端から尾の先端までの長さ。 |
全蹼目 |
ぜんぼくもく |
ペリカン目の旧称。 |
ソアリング |
そありんぐ |
→帆翔 |
走禽類 |
そうきんるい |
草原などを歩いて生活する鳥。 |
早成びな |
そうせいびな |
孵化直後、すでに羽毛が生えており、すぐ歩き出す雛鳥のこと。 |
属 |
ぞく |
分類単位の1つ。種と科の間に置かれる。 |
songpost |
ソングポスト |
小鳥などがさえずりのために止まる場所をいう。 |