根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター

根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター

2025年7月の観察記録(春国岱、風蓮湖、東梅自然学習林)

6月ににぎやかだったさえずりは静かになり、湿原ではノビタキなどの幼鳥が見られるようになりました。風蓮湖内ではタンチョウやアオサギ、ウミネコが、上空にはアマツバメが観察できました。オジロワシは干潟上やテトラポット上にいる姿がよく見られ、下旬にはホウロクシギやキアシシギなどのシギ・チドリ類が渡ってきました。東梅自然学習林ではミソサザイやカラ類、キツツキ類が見られました。


2025年7月に確認した野鳥

マガモ、ビロードキンクロ、キジバト、アオバト、アオサギ、タンチョウ、クイナ、アマツバメ、メダイチドリ、ミヤコドリ、オグロシギ、ホウロクシギ、キアシシギ、イソシギ、トウネン、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、クマゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ウグイス、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、マキノセンニュウ、シマセンニュウ、エゾセンニュウ、コヨシキリ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、コムクドリ、アカハラ、ルリビタキ、ノビタキ、コサメビタキ、ニュウナイスズメ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、アオジ、オオジュリン(計51種)


根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター

2025年6月

日に日に木々の葉が茂り、鳥たちの姿は見つけにくくなってきましたが、さえずりがにぎやかな季節です。林ではセンダイムシクイ、エゾムシクイ、エゾセンニュウが、湿原ではノビタキやオオジュリン、シマセンニュウ、マキノセンニュウの声がよく聞こえました。アカエゾマツコースではルリビタキのさえずりも聞こえました。5月末に一度見られなくなったミヤコドリは、6月に入ってから毎日ではないものの、度々十数羽が観察できる日がありました。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、スズガモ、クロガモ、キジバト、アオバト、アオサギ、ダイサギ、タンチョウ、クイナ、ツツドリ、カッコウ、ハリオアマツバメ、アマツバメ、シロチドリ、ミヤコドリ、ヤマシギ、オオジシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、ミツユビカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、ハイタカ、アリスイ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、クマゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、オオムシクイ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、マキノセンニュウ、シマセンニュウ、エゾセンニュウ、コヨシキリ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、コムクドリ、アカハラ、ルリビタキ、ノビタキ、ニュウナイスズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、ベニマシコ、ウソ、アオジ、オオジュリン(計71種)

2025年5月

シギ・チドリ類はキョウジョシギやトウネンがよく観察でき、ミヤコドリがよく見られたのは上旬まででした。干潮時の干潟上にはオジロワシの姿も見られました。エゾムシクイ、センダイムシクイ、コヨシキリ、アマツバメなどの夏鳥が続々と渡来し、5月末にはカッコウやツツドリ、アオバトも確認できました。ネイチャーセンターからはタンチョウを観察できる日が多くあり、根室では珍しいツバメが見られる頻度も高かったです。

ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、キジバト、アオバト、アビ、アオサギ、ダイサギ、タンチョウ、クロヅル、クイナ、ツツドリ、カッコウ、ハリオアマツバメ、アマツバメ、ムナグロ、ダイゼン、シロチドリ、メダイチドリ、ミヤコドリ、オオジシギ、オオソリハシシギ、アオアシシギ、キョウジョシギ、トウネン、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、シロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、アリスイ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、クマゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ハシブトガラ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ショウドウツバメ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、エゾムシクイ、センダイムシクイ、シマセンニュウ、コヨシキリ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、コムクドリ、アカハラ、ルリビタキ、ノビタキ、コサメビタキ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ベニマシコ、アオジ、オオジュリン(計80種)

2025年4月

干潮時間帯にはミヤコドリがよく見られ、4月下旬には最大94羽を数えました。オオワシは多くが北帰しましたが、上旬までは時折幼鳥が見られていました。タンチョウとオジロワシはほぼ毎日観察しています。春国岱の森からはルリビタキのさえずりが聞こえ、干潟上にはメダイチドリやトウネンなどの旅鳥が、草原や湿原ではヒバリやノビタキ、オオジュリンなどの夏鳥の姿が見られました。東梅自然学習林ではミソサザイやヒガラのさえずりが響き、下旬にはアオジやコムクドリなどの夏鳥を確認しました。

シジュウカラガン、コクガン、オオハクチョウ、オシドリ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、キジバト、アビ、カワウ、アオサギ、タンチョウ、クイナ、シロチドリ、メダイチドリ、ミヤコドリ、オオソリハシシギ、アオアシシギ、トウネン、ハマシギ、ユリカモメ、ウミネコ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、オジロワシ、オオワシ、アリスイ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、クマゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ハシブトガラ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、コムクドリ、ホシムクドリ、クロツグミ、アカハラ、ツグミ、ルリビタキ、ノビタキ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、シメ、アオジ、オオジュリン(計77種)

2025年3月

3月に遅い流氷が来ると、氷上にオジロワシやオオワシの姿が見られ、普段は沖合にいるクロガモも近くで観察できるようになりました。下旬には旅鳥のミヤコドリや夏鳥のヒバリが飛来し、海上には夏羽に移行しつつあるコオリガモの姿が見られました。東梅自然学習林では、ヒガラやシジュウカラ、キバシリのさえずりが響いていました。

オオハクチョウ、オシドリ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、コオリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、アオサギ、タンチョウ、ミヤコドリ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、オオワシ、ハイタカ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、ツグミ、ハクセキレイ、カワラヒワ、マヒワ、ハギマシコ(計47種)

2025年2月

春国岱の海岸ではハギマシコの群れがよく見られ、湿地ではタンチョウが見られる機会が増えてきました。オオワシやオジロワシは樹や消波ブロックの上にとまっている姿や、上空を飛んでいる姿を見ることが多かったです。東梅自然学習林では1月よりも鳥が見られるようになり、ハシブトガラやオオアカゲラ、エナガ(シマエナガ)などが観察されました。

オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、シノリガモ、クロガモ、コオリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、タンチョウ、ハマシギ、ヒメクビワカモメ、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、オオワシ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ハギマシコ(計44種)

2025年1月

年末に冷え込みが進んだものの、その後、例年より暖かい日が続き、春国岱周辺の風蓮湖はほとんど凍りませんでした。そのため、オオワシ・オジロワシは例年より姿を見る機会が少ない一方、ホオジロガモやウミアイサ、オオハクチョウなどの水鳥はよく観察されました。また、シロカモメやワシカモメ、カモメがよく見られました。

オオハクチョウ、マガモ、オナガガモ、シノリガモ、クロガモ、コオリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、タンチョウ、ハマシギ、ユリカモメ、カモメ、ワシカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、オオワシ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、クマゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ハギマシコ(計40種)