3月10日(土)、薄曇りで肌寒さの残る中、「BIRDER観察&撮影会@水元公園」が開催された。参加者は抽選で選ばれた、鳥見歴も野鳥撮影歴も異なる10名、講師は本誌で活躍する写真家の菅原貴徳氏。会のテーマは「鳥を警戒させない、気持ちのよい観察と撮影」である。
協賛のオリンパス株式会社から貸出機として用意されたのは、双眼鏡をはじめ、機動性に優れたミラーレス一眼、「OM-D E-M1 Mark II」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」(テレコンバーターレンズMC-14含む)の組み合わせ。そして初めてこのカメラに触れる人でも、迷いなく撮影を楽しめるように、菅原氏が推奨する「静止している鳥撮影」「飛んでいる鳥撮影」「決定的瞬間を逃さないプロキャプチャーモード※撮影」の3つの設定が、あらかじめカスタムモードに登録され、状況に応じてワンタッチで最適な撮影モードが選べる。さらにいずれのモードも「静音撮影」「親指AF」に設定されており、鳥を驚かせず、かつ構図を意識した撮影ができるよう準備されていた。
※最初にレリーズをした時点で撮影開始、次のレリーズを押した瞬間から遡って35枚までの記録が行える機能 |