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鳥見歴の長い人は、鳥を見つけるのも同定するのも早いものです。
ベテランバーダーの鳥の観察の仕方をじっくりと観察して、そのコツを覚えてしまいましょう。
達人の見方を観察すると、鳥を探す際には視覚のみに頼るのではなく
聴覚を最大限生かしています。
また、どういった環境や場所にどういった鳥が生息しいているのか、
あらかじめ知識としてもっておくと、鳥を探す際に非常に役立つこととなります。
例えば、
クロジ
暗い場所を好み、草の種子や昆虫を採食する→日陰の林や林道、草の茂みなどを探す
シロハラ
落ち葉の下や土中から昆虫を採食する→落ち葉がたまった林の斜面などを探す
ウグイス
警戒心が強く、林床にササ類のある林を好む→藪や植栽の中を探す
ビンズイ
明るい林、越冬期は特に林床が整理された松林を好む→明るい松林の地面を探す
猛禽類
見晴らしのいい場所に止まり、えさを探す→高い木のてっぺんやひときわ高い鉄塔などの上を探す
カワセミ
水中の魚をとらえる→池の端にある木の下枝を探す
カワウ
樹上などで翼を広げて羽を乾かす→水辺で日当たりがよく枝振りのいいお気に入りの木を探す
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