東京港野鳥公園

2025年7月の観察記録
7月10日、東淡水池には、セイタカシギの成鳥2羽、幼鳥3羽の家族が飛来しました。この5羽は、7月26日まで確認でき、東淡水池と潮入りの池を行き来しながら、園内で過ごす姿が見られました。7月中旬頃から、シギ・チドリの秋の渡りが始まり、7月15日には、キアシシギを確認しました。チュウシャクシギは北へ渡らずに春から滞留していると思われる個体が、現在まで確認されています。また、潮入りの池と前浜干潟では、ミサゴがよく見られました。水面にダイブし、狩りをする様子や、杭や木にとまり、魚を食べている姿を観察できました。
園内はとても暑くなっております。熱中症対策を万全にしてお越しください。
2025年7月に見られた鳥
カルガモ、ホシハジロ、ヒメアマツバメ、キジバト、カイツブリ、セイタカシギ、イカルチドリ、コチドリ、チュウシャクシギ、イソシギ、キアシシギ、ウミネコ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ミサゴ、ツミ、ハイタカ、トビ、サシバ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、エナガ、オオヨシキリ、セッカ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(計43種)
※コウノトリ(放鳥個体)は集計から除く。

2025年6月
潮入りの池では、6月5日にクロハラアジサシが飛来しました。クロハラアジサシは、2021年8月以来、約4年ぶりの確認となります。池に飛び込む姿や杭の上で休む姿が見られました。また、6月17日には、アカガシラサギが飛来しました。アカガシラサギは昨年7月以来、約1年ぶりの確認です。昨年は若い個体でしたが、今年は綺麗な夏羽の成鳥でした。クロハラアジサシもアカガシラサギも一日のみの確認となりました。
東淡水池では、6月3日にヒナ5羽のカルガモ親子を確認しました。その後、5羽のヒナは1羽も欠けることなく、順調に成長しています。その他、園内ではツバメやムクドリ、ハクセキレイの親子も確認でき、親鳥が幼鳥に給餌する姿を観察できました。
カルガモ、ヒメアマツバメ、キジバト、カイツブリ、コチドリ、チュウシャクシギ、オオソリハシシギ、イソシギ、ウミネコ、コアジサシ、クロハラアジサシ、カワウ、ササゴイ、アカガシラサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、ツミ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、エナガ、オオヨシキリ、セッカ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(計41種)
2025年5月
5月に入り、活発に狩りをするササゴイがよく見られるようになり、最大3羽を同時に確認できた日もありました。シギ・チドリ類は、ハマシギ(5月9日)、オオソリハシシギ(5月21日)が今季初確認となりました。ハマシギは、一日のみの確認、オオソリハシシギは5月21日から31日までの10日間確認できました。キョウジョシギ、キアシシギ、チュウシャクシギは北への渡りが始まり、見られる数が少なくなってきています。
また、夏鳥のコアジサシ(5月9日)が今季初確認となり、その他、渡りの途中で立ち寄るアマサギ(5月24日)やオオムシクイ(5月27日)も確認できました。※( )内の日付は今シーズン初認日
ハシビロガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ヒメアマツバメ、ツツドリ、キジバト、クイナ、バン、オオバン、ヒクイナ、カイツブリ、コチドリ、チュウシャクシギ、オオソリハシシギ、キョウジョシギ、ハマシギ、タシギ、イソシギ、キアシシギ、ウミネコ、コアジサシ、カワウ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、トビ、カワセミ、コゲラ、サンショウクイ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、エナガ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、オオムシクイ、オオヨシキリ、セッカ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、アカハラ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ(計60種)
2025年4月
シギ・チドリの春の渡りが始まり、チュウシャクシギ(4月16日)、キアシシギ(4月24日)、キョウジョシギ(4月25日)、メダイチドリ(4月25日)が飛来しました。メダイチドリは2021年9月以来の記録となります。チュウシャクシギは群れで行動する様子も見られ、4月25日には、最大19羽を確認しました。
渡り途中に立ち寄る小鳥類も見られ、コムクドリ(4月12日)、サンショウクイ(4月16日)、コサメビタキ(4月19日)、センダイムシクイ(4月19日)、キビタキ(4月25日)、オオルリ(4月27日)、エゾムシクイ(4月30日)を確認できました。また夏鳥のオオヨシキリ(4月25日)と、ササゴイ(4月30日)が今季初確認となりました。※( )内の日付は今シーズン初認日。
シマアジ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、アマツバメ、ヒメアマツバメ、キジバト、クイナ、バン、オオバン、ヒクイナ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、コチドリ、メダイチドリ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、タシギ、イソシギ、キアシシギ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、ウミウ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、サンショウクイ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、ウグイス、エナガ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、オオヨシキリ、セッカ、メジロ、ムクドリ、コムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、コサメビタキ、オオルリ、キビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、カワラヒワ、アオジ、オオジュリン(計77種)
2025年3月
3月14日に、前浜干潟でウミアイサが見られました。ウミアイサは2020年が公園の初記録で、それから約4年ぶりの確認となります。3月21日まで観察できました。そして3月20日には、潮入りの池でカワアイサが見られ、公園の初記録となりました。開園以来、レンジャーが確認した鳥類の239種目となります。カワアイサは、一日のみの確認でした。
また、夏鳥のコチドリ(3月14日)、ツバメ(3月21日)、イワツバメ(3月23日)を確認できました。※( )内の日付は今シーズン初認日
オシドリ、トモエガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、カワアイサ、ウミアイサ、ヒメアマツバメ、キジバト、クイナ、バン、オオバン、ヒクイナ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、コチドリ、ヤマシギ、タシギ、イソシギ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミウ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ツバメ、イワツバメ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(計72種)
2025年2月
自然生態園ではウメが開花し、園内は春らしくなってきました。ウメの花にやってくるメジロがよく見られています。小鳥たちは、繁殖の季節に向けて、準備を始めているようです。シジュウカラのさえずりが頻繁に聞こえてくるようになり、エナガの巣材集め、コゲラの巣作りといった行動を観察できました。ネイチャーセンター周辺には、ペアになったと思われるモズがおり、2羽が並んで鳴き合っている姿も見られました。ノスリは2羽で、求愛のディスプレイフライトが見られました。
ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ヒメアマツバメ、キジバト、クイナ、バン、オオバン、ヒクイナ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、タシギ、イソシギ、ウミネコ、セグロカモメ、ウミウ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(計60種)
2025年1月
1月4日から26日まで、東淡水池でミコアイサのメス1羽が見られました。ミコアイサは、2022年11月以来、2年ぶりの確認です。東淡水池内で採食したり、飛んで移動したりと、活発に動いていました。
潮入りの池では、クイナ、ヒクイナがよく見られていました。なかなかヨシ原から出てこない鳥ですが、干潟を歩く姿や、飛翔してヨシ原を移動する姿も観察できました。
12月まで数が少なかったツグミが徐々に増えてきました。東淡水池周辺では、数羽の群れとなり、飛び回っています。シロハラ、アカハラ、アオジ、オオジュリン等の冬鳥も、姿が見られるようになってきました。
トモエガモ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、ヒメアマツバメ、キジバト、クイナ、バン、オオバン、ヒクイナ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、イカルチドリ、タシギ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミウ、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ミサゴ、ツミ、ハイタカ、オオタカ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、シロハラ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン(計62種)