三宅島自然ふれあいセンター アカコッコ館

2025年6月の観察記録
春の渡りは落ち着きましたが、巣立った幼鳥たちで森の中はにぎわっていました。アカコッコ館から大路池周辺ではタネコマドリやモスケミソサザイの幼鳥の姿がよく見られ、アカコッコの親子も観察できました。草地ではホオジロの幼鳥が親の後ろをついて歩きながら、エサを要求している様子も見られました。下旬にはニイニイゼミが鳴き始め夏の始まりを感じました。熱中症に気を付けながら観察をお楽しみください。
2025年6月に観察できた鳥
キジ、カラスバト、キジバト、オオミズナギドリ、カツオドリ、ミゾゴイ、ゴイサギ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ホトトギス、カッコウ、アマツバメ、イソシギ、ツバメチドリ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、アオバズク、コゲラ、サンコウチョウ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ウチヤマセンニュウ、ミソサザイ、ホシムクドリ、アカコッコ、コマドリ、イソヒヨドリ、スズメ、イワミセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュケイ(計43種 調査日:6月1日~6月30日)

2025年5月
5月8日にホトトギスの飛来が確認されました。島のいたるところで鳴いており、街中の電線にとまっていることもありました。伊豆岬のウチヤマセンニュウもさえずりがよく聞こえるようになりました。富賀浜やサタドー岬などでも確認されています。5月13日、25日にはブッポウソウが、14日にはヤツガシラといった春の渡り鳥も見られています。アカコッコ館周辺では、アカコッコ、モスケミソサザイ、オーストンヤマガラなどの巣立ちビナが観察されるようになりました。これからの時期はさらに森の中が賑やかになっていくでしょう。
キジ、カルガモ、カラスバト、キジバト、オオミズナギドリ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、ミゾゴイ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ホトトギス、ツツドリ、カッコウ、ヨタカ、アマツバメ、ムナグロ、メダイチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、トウネン、ツバメチドリ、ウミネコ、クロハラアジサシ、ミサゴ、トビ、サシバ、オオコノハズク、アオバズク、ヤツガシラ、ブッポウソウ、コゲラ、サンコウチョウ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、メジロ、ウチヤマセンニュウ、オオヨシキリ、ミソサザイ、ムクドリ、コムクドリ、カラアカハラ、クロツグミ、アカハラ、アカコッコ、コマドリ、イソヒヨドリ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、ツメナガセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、イスカ、イカル、ホオジロ、ホオアカ、ノジコ、コジュケイ(計72種)
2025年4月
春の渡り鳥シーズンになり、様々な野鳥が観察されました。4月21日には三宅島を代表する夏鳥の一種であるウチヤマセンニュウが伊豆岬にて確認されました。ほぼ例年通りの飛来となりました。海岸沿いではムナグロやメダイチドリ、チュウシャクシギなどのシギチ類も確認されています。3月下旬に初認となったイイジマムシクイは、アカコッコ館周辺や大路池の森でよくさえずっており、タネコマドリやモスケミソサザイと共に森を賑わせています。他にもコムクドリやホシムクドリなどのムクドリの仲間や、ツバメやアマツバメなどのツバメ類も観察されています。
キジ、オシドリ、キンクロハジロ、カイツブリ、カラスバト、キジバト、アホウドリ、オオミズナギドリ、カツオドリ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、ミゾゴイ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ツツドリ、アマツバメ、ムナグロ、メダイチドリ、タシギ、チュウシャクシギ、キアシシギ、イソシギ、オバシギ、ツバメチドリ、ウミネコ、クロトウゾクカモメ、カンムリウミスズメ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、オオタカ、サシバ、ノスリ、アオバズク、ヤツガシラ、コゲラ、サンショウクイ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、メジロ、ウチヤマセンニュウ、ミソサザイ、ムクドリ、コムクドリ、ホシムクドリ、シロハラ、アカコッコ、ツグミ、コマドリ、ジョウビタキ、ノビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ムネアカタヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ、コジュケイ(計75種)
2025年3月
3月25日、三宅島ならではの夏鳥「イイジマムシクイ」の飛来が確認されました。アカコッコ館周辺で2羽の確認でしたが、翌日には島の南西部の林道でも確認され、あっという間に数が増えてきました。森の中は、ほかにも(タネ)コマドリや(モスケ)ミソサザイ、ウグイスなどもにぎやかにさえずっています。イイジマムシクイ以外の夏鳥ではアマツバメとツバメが3月中旬に渡ってきています。夜は島では留鳥となるアオバズクも2月中旬から鳴き始め、3月になると頻繁に鳴くようになりました。日中も夜もバードアイランド三宅島の春を感じさせてくれます。
キジ、キンクロハジロ、カイツブリ、カラスバト、キジバト、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、アホウドリ、オオミズナギドリ、カツオドリ、ヒメウ、ウミウ、ミゾゴイ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、アマツバメ、コチドリ、ヤマシギ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、アオバズク、ヤツガシラ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、イイジマムシクイ、メジロ、ミソサザイ、ムクドリ、ホシムクドリ、シロハラ、アカコッコ、ツグミ、コマドリ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、ハギマシコ、ホオジロ、ミヤマホオジロ、アオジ、クロジ、コジュケイ、カワラバト(計62種)
2025年1月
1月中旬、トラツグミがアカコッコ館観察コーナーで見られました。ミミズを誘い出すためのダンスのような動きが印象的でした。11月~12月上旬に初認となることが多いツグミが、1月下旬にようやく確認されました。ツグミの初認は、一昨年度は1月中旬、昨年度は10月末でした。ここ3年はかなり幅があり、年によって渡りの状況が全然違うことが分かります。2月は、カモメやアホウドリの仲間で海上がにぎやかになる時期ですが、昨年は控えめな数でした。今年はどうなるでしょうか。
オシドリ、マガモ、コガモ、キンクロハジロ、シノリガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カラスバト、キジバト、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、アホウドリ、カツオドリ、ヒメウ、ウミウ、ササゴイ、アオサギ、クロサギ、オオバン、ヤマシギ、タシギ、イソシギ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ミソサザイ、トラツグミ、アカハラ、シロハラ、アカコッコ、ツグミ、コマドリ、ルリビタキ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、タヒバリ、アトリ、カワラヒワ、ハギマシコ、ホオジロ、アオジ、クロジ、コジュケイ、カワラバト(計58種)