一般に猛禽類は、サシバのような一部の種を除き、その鳴き声を聞く機会はあまりない。今号で紹介するノスリとチュウヒも、その声を聞いたことのあるバーダーは少ないだろう。
ここで掲載した声はどちらの種も甲高い、“猛禽らしい”声だ。声だけで種類を判別することは難しいかもしれないが、こういった声が聞こえてきたときは、上空や木の梢などを探してみるといいだろう。