BIRDER12月号の見どころ
【募集】かっこいい・かわいい・ビックリ!自慢のカラス写真/動画エピソード(『BIRDER』2026年3月号掲載)

カラスは私たちにとってもっとも身近な鳥の1種ですが、その行動をよく観察していると、あっと驚くような動きや、かっこいい・かわいらしいしぐさを見せてくれることがあります。今回は、そんなカラスのユニークな写真や,おもしろいエピソードつきの動画を募集します。入賞作品は、『BIRDER』2026年3月号(電子版含む)に掲載します。あなたの写真や動画が『BIRDER』に載るチャンス、ぜひふるってご応募ください!
BIRDER公式サイト「BIRDER.jp」からのご応募はこちらから(要無料会員登録)
特集 【最新機能で感動の1枚を 鳥撮カメラ使いこなし術】
使いこなせ! 最新カメラの鳥撮お役立ち機能
〜被写体追跡の極地 高難易度! ツバメ撮影にチャレンジ〜

息を呑むような、ツバメのハンティングの瞬間。翼を開いた形も美しく、逃げる虫も美しく画角に収まっています。どうしたらこのような写真が撮れるのでしょう。野鳥撮影に挑む人にとって、最も難しいテーマの1つが「ツバメの飛翔」です。高速で飛び回るツバメは目で追うのもたいへんなほど。これをファインダーで追い続けるには、被写体追跡機能を使いこなさないとほぼ不可能といえます。今回の特集号はこの被写体追跡機能を改めて使いこなす考え方や、プリ連写機能、やっておくと便利なカスタム設定の解説など、より実用的なカメラの使い方を解説した特集です。自分のカメラのポテンシャルを最大限引き出し、楽しく撮影に挑戦してみましょう。
また、この写真を撮影したときのスロー動画も著者の寺沢さんが自身のチャンネルで公開中です!ぜひこちらもご覧ください。
覚えておきたい 鳥の警戒サイン

SNSなどでもたびたび話題となる「野鳥撮影のマナー問題」。鳥を愛するがゆえに観察や撮影を楽しむバーダーであれば、あえて鳥を怖がらせたい、警戒させたいと考える人はいないはず。ですが、野鳥観察歴が浅い人は特に、鳥が警戒しているときにどんな行動をとるのかわからず、知らず知らずのうちに怖がらせてしまうということも往々にしてあるかもしれません。本記事ではアオバズクやハヤブサ、シギ・チドリ類といった野鳥撮影者に人気の種をはじめとしたさまざまな鳥の警戒サインを、生きものイラストレーターの安斉 俊さんによるイラストで紹介します。フィールドで実際に鳥を観察・撮影するときは、鳥が本記事で紹介した行動をとっていないか気をつけましょう。
連載の見どころ
【最終回】Field Report

イラストレーターの水谷高英さんによる、全編手描きであたたかみのある優しいタッチのイラストが大人気の本連載がついに最終回を迎えます。水谷さんが日々の観察で見た鳥たちの様子を、その鳥のすむ環境とともにイラストと文章で解説しており、旬なニュースも多かったので、この記事を読んでさっそくあの鳥を観察しに出かけた!という読者も多かったのではないでしょうか。本記事では連載初回(なんと2011年1月=15年前!)でも紹介した、水谷さんが調査した関東甲信越のタカの渡りルートの集大成について紹介します。水谷さん、長い間楽しい連載をありがとうございました!
【最終回】ゆるトリ雑学

今回は水鳥たちがなぜ寒い水中にいても足が凍ったり凍傷にならないのか、そのメカニズムを解説しました。身も凍るような寒さの中、平然と泳ぐ鳥のヒミツが明らかに……。このメカニズムがわかっていれば、この冬、冷たい池を泳ぐ鳥たちも寒くないんだと安心して見守ることができます。鳥類学をやさしく紹介する「ゆるトリ雑学」は今回で最終回となります。応援いただいたみなさま、ありがとうございました!
BIRDER2025年12月号特集目次

●あなたに合う撮影スタイルは?(一日一種)
使いこなせ!最新カメラの鳥撮お役立ち機能
●プリ連写 〜時間を戻して飛翔シーンも簡単に!〜(津戸靖雅、前島一
也)
●高解像度化(アップスケーリング) 〜最新AIで“米粒”の鳥もきれいに大
きく!〜(戸塚 学)
●被写体追跡の極地 〜高難度!ツバメ撮影にチャレンジ〜(寺沢孝毅)
●カスタム設定 〜愛機を「最強の鳥撮マシン」に仕上げる!(山田芳文)
●その一枚,蘇る BIRDER野鳥フォト・ビフォーアフター(BIRDER、読者の皆さん)
●この冬こそ,憧れの鳥を撮りに行こう!「初遠征」にもオススメな3大聖地(石田光史)
●その行動,鳥を怖がらせてしまっているかも? 覚えておきたい 鳥の警戒サイン(柴田佳秀、菅原貴徳、守屋年史、安斉 俊)
●「組写真」に挑戦 〜瞬間を集めて紡ぐ物語(中田信好、高橋広平)