BIRDER10月号の見どころ

BIRDER10月号の見どころ

特集【双眼鏡なんでもQ&A】

お悩み①予算抑えめでも鳥見に使える双眼鏡は?

今回の特集は、読者の方から寄せられた双眼鏡のお悩み解消がテーマです。中でもいちばん多かったお悩みが、「低予算でも使える双眼鏡は何?」というものでした。双眼鏡の値段はいわゆる「ピンキリ」で、予算をおさえようと思うと数千円のものまでありますが、「安物買いの銭失い」になる可能性も高くなります。そこで、なるべく予算は抑えめで、鳥見に使える品質のものを、バードウォッチャーにして某家電量販店のスタッフさんに売れ筋を聞いてみました。対物レンズ有効径などの用語の解説と、それぞれどれくらいの値なら使える双眼鏡なのかのチェックリストもつけてあるので、参考にしてみてください。
ほかにも、ハイエンドな高級双眼鏡の紹介やメンテナンスの方法、双眼鏡を実機で試せる場所の案内など、充実の特集です。ぜひ双眼鏡選びやメンテナンスにご活用ください!

お悩み②防振双眼鏡ってどんな鳥見におすすめ?

双眼鏡界のニューウェーブとして、コンサートやライブでの需要という視点でも注目を集めている防振双眼鏡。揺れる船の上から海鳥を見る「航路探鳥」など、かつては特殊な鳥見で使われる機材というイメージがありましたが、最近ではメイン機として使う人も増えており、「実際に触ったことはないけど、どんなものか気になる」という読者も多いのではないでしょうか。本稿では強風下や揺れる車の中からの観察など、さまざまなシチュエーションで防振双眼鏡の底力を徹底検証しました。
また,このように「AR」のマークがついている誌面では、アプリ「文一AR」をダウンロード・起動してスマホを誌面にかざすと,実際の双眼鏡の見え味がわかる動画が見られます。ぜひご覧ください!

連載の見どころ

鳥の来た道 〜進化の謎解きストーリー

羽毛恐竜など、鳥の祖先たちから進化を探る人気連載「鳥の来た道」。今回のテーマは「デイノニクス」。ティラノサウルスのような巨躯とは異なり、スリムで小形(とはいえ尾を含めると軽自動車ほどの大きさ)で、前傾姿勢で走り回ったとされる恐竜です。最近はじわじわと知名度が上がっている印象ですね。こうした、デイノニクスの前傾姿勢の走り方も、研究成果の賜物です。昔はべったりとかかとをつけた、怪獣のような姿が想像されていました。今回はそんな姿勢の解説です。
見どころはなんといっても川口さんの美しいイラストです。今回はファンも多いティラノサウルスやデイノニクス、イグアノドンなどが描かれていて、ぜひ恐竜ファンに届いて欲しいです。

鳥見 ながら 生き物さがし

本連載は紙版ではモノクロですが、電子版だとフルカラーで読めます。 (紙版では、アプリ「文一AR」をダウンロード・起動してスマホを誌面にかざすとカラー写真が見られます)

今回は、「秋の高原で見られる花」をご紹介します。暑い夏が過ぎ、色鮮やかな夏羽からすっかり秋の装い(冬羽)になったノビタキなどが観察できる高原では、鳥を観察する途中に足元を見てみると、さまざまなかわいらしい花も楽しむことができるでしょう。探し方のポイントも紹介しているので、秋の高原に出かける際にはぜひこれらの花々も探してみてください。

BIRDER2025年10月号特集目次

真ん丸な目のアナホリフクロウが目印🦉

●双眼鏡の大切さ(BIRDER、一日一種)
●お悩み① 予算抑えめでも鳥見に使える双眼鏡は?(佐々木恵介、一日一種、BIRDER)
●お悩み② 防振双眼鏡ってどんな鳥見におすすめ? (BIRDER)
●お悩み③ 失敗しない双眼鏡選びのコツを教えて!(BIRDER)
●お悩み④ 双眼鏡のメンテナンスはどうしたらいいの?(高堀幸夫)
●お悩み⑤ 双眼鏡作りのこだわりを知りたい!(BIRDER)